日々暮らしていて、困ったことは、突然やってくるもの。
まず、この国の行政について知識を持っておきましょう。「人の一生ゆりかごからカンオケまですべて」に関わるのは厚生労働省です。
厚生労働省のホームページから検索すると、様々な制度があり、諸外国からみても羨ましいと言われるほど充実しています。
ただし、制度を理解して、届け出をしないと、給付金やサービスは受け取れない仕組みになっております。申請、手続き、申請、手続きの連続です。しっかり把握して子育て期間を楽に乗り越えましょう♪
目次
1.国民皆保険(こくみんかいほけん)
私たちは、国民皆保険といって、全員医療保険に加入しています。(保険の歴史→福沢諭吉が始まり♪ですね〜)我々は、国民年金、健保、組合、共済等、いずれかに加入しています。
国民皆保険ではない国、アメリカ在住の友人ママに聞くと、「子どもにケガはつきもの、でも手術は一針5万円もするのよ!!」と嘆かれていました。その点、日本では、医療機関にかかると、3割負担で済んで、ありがたい事ですね。
私も以前、マレーシアに住んでいましたが、たとえ移住VISAを取得している日本人でも、日本に居住して、国保に入っている方々も多かったです。日本に帰国したときに、高度な医療を安価で受けられるためです。日本の国保は素晴らしいとよく言われました。
(MM2H VISAや183日ルールについてはまた後日。)
2.日本の公的保険(社会保障制度)
我が国は、社会保障制度がとても充実しており、人々の人生上のライフイベントの折々には、給付金を受け取ることができるのです。
されど、色々な制度がありすぎて分かりにくい事は確かです。わからないと言って調べずに、気づかないでいると、期限が過ぎて給付金は受け取れず、後で後悔することになります。
誰も教えてくれません。たとえ教えてくれたとしても、聞いたことしか答えてくれないのです。自分の困ったことを、解決してくれる術があったとしても、省庁、管轄をまたいでいたり、専門が異なると、教えてくれないのです。(不確定要素な情報の開示等の責任もありますので。)
また、情報は生物なので、すぐ古くなってしまいます。大切なのは、自分でどんどん調べて、「行動すること!」なのです。
面倒と思わず、助けてくださる制度、いただけるものはありがたく、いただけるよう、地道に学んで、調べて、何度も聞いて少しずつ理解して、申請手続きをしましょう。
申請期間や必要事項をしっかりメモして、忘れずに申請しておくことで、急な出費を要する困った!や、ライフイベントも、楽に乗り越えることができるようになるでしょう。
3.給付金
①【仕事で困った!】
●雇用保険
育児休業給付→会社
失業給付→ハローワーク
再就職手当→ハローワーク
教育訓練給付→ハローワーク
介護休業給付→ハローワーク
求職者給付→ハローワーク
就職促進給付→ハローワーク
高年齢雇用継続給付金→ハローワーク
など
②【仕事で傷病になって困った!】
●労災保険
休業補償給付→労働基準局
療養補償給付→労基→医療機関
など
※調査に時間がかかります。
③【健康で困った!】
●健康保険
傷病手当金→会社→医療保険
高額療養費制度→加入保険
など
④【生活で困った!】
※参考
厚生労働省「生活を支えるための支援のご案内」を検索してください。
一覧のPDFがあります。
※現在の状況下では、さらに給付が増えています。
⑤【入院、困った!】
医療費は、毎月1日〜月末までで計算します。
そのため、緊急でない手術は、必ず当月中にするのがコツ。できるだけ入院と手術は月をまたがず、その月内で。
たとえ手術と入院費で30万、50万以上になったとしても、高額療養費制度が適用されて支払いはその月内なら8万7千円〜程度の支払いで済みます。
(高額所得者は段階的に上がって16万円〜)本当に、助かります。
※医療にかかる費用は、昔と違って、クレジットカードも使えます。
たとえば、昔は出産費用を持ってこないと、赤ちゃんを渡してくれず入院費用がはね上がる、なんて事態もありましたが、今は出産手当金や出産一時金を充てることもでき、本当に良くなりました。
(くれぐれも、申請&手続き必要です。)※問い合わせは厚生労働省へ。
その手続き先である市区町村や、ハローワークや、労働局、労働基準局、または経済産業省や総務省など、内容によって問い合わせ先も教えてくださいます。
(ただし、コールセンターや担当者によって、知識量や対応の迅速さは様々です。相手も莫大な仕事量を抱えています。寛容の心や忍耐力もって、複数回トライしましょう。)
4.まとめ
わかっちゃいるけど♪行政の仕組み編いかがでしたか。忙しい日々ですが、めげずにたくましく社会生活充実して行ってくださいね!応援しています。
大切なのは、いつも
「期間チェックと申請、手続き!」
「自分で行動する」♪です。
賢いマムは官報やNewsは抑えて政策や制度をチェック♪チェック♪
毎日の生活にとても関わりが深いので、
社会人として、しっかり行政の仕組みを学んでおきたいものですね!
マムサポート智慧塾♪お役に立つと幸いです!
カウンセリングはこちら。https://mamusupport.com/introduce/administration/
コラム:心理カウンセラーすみちゃん(澄田杏子)
産業カウンセラー マムサポーター カウンセラーページ
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