助産師ゆかりのマムサポート ”おっぱいケア”サポート
新米ママさんへ!おっぱいケアのススメ
~なぜ赤ちゃんが母乳をのんでくれないの?
~こんにちは。
助産師&セラピストのゆかりです。
先日、生後2週間の赤ちゃんのママからSOSが届き、夜間でしたが授乳トラブルで困っていたため訪問させていただきました。
新米ママさんは、両方のおっぱいがパンパン張っていてとても辛そうでした
頑張り屋さんのママは誰にも相談せずに毎日頑張っていたようです。
(パパさんはミルクを飲ませたりサポートしてましたよ)
おっぱいの状態を見せていただいたところ、ほんとうに、夜間にお邪魔して良かった~と思いました。
さっそく、”おっぱいケアマッサージ”をすると、、、
黄色のドロドロとした乳汁が出てくるではありませんか
詰まってしまっているうえに、乳首も硬いため敏感な赤ちゃんは嫌がってしまい吸い付こうとしない状態だったのです。
新米ママさんにとって、赤ちゃんがおっぱいを吸ってくれないのは何故???と頭の中が?マークでいっぱいだったと思います。
そしてぐずる赤ちゃんと毎回授乳のたびに格闘するのは、気持ちが凹んできちゃいますよね。
自分のおっぱいが嫌いなの?って考えてしまうんですよ。
決して赤ちゃんはおっぱいが嫌いになったりしないですからね。
むしろ赤ちゃんはおっぱい大好きですよ♪
退院してからの2週間、新米ママさんの気持ちを考えると可哀そうになってきちゃいました。
どんなに毎回授乳のたびに辛い思いをしてきたんだろう?と。
もっと早くサポートしてあげることが出来ていたら、辛い思いをしないですんだのになぁ~と切ない気持ちになってしまいました。
私がかつて、病院に勤務していた時は、夜中にの授乳でも毎回サポートして新米ママさん達が上手に授乳出来るようにサポートしていました。でも、授乳って退院してからが大変なんですよ。
新米ママさんは、自分一人で授乳をしなくてはいけないというプレッシャーがあるんですよね。
新米パパさんは、もちろん分からないし、実家の母達に、いちいち教えてもらうことはできないしで、授乳に関しては分からないことがあると、誰に聞いたらいいのか分からず孤独な気持ちになってしまうことが多いのです。
そんな思いをもってもらいたくないため、授乳のサポートを少しずつ行っています。お邪魔した新米ママさんは、マッサージ後、
赤ちゃんがおっぱいを吸ってくれるようになり
「初めてしっかり吸ってくれた~」
と、感激して喜んでくださいました
~私の体験~
私は看護師として産婦人科に勤務したあと、出産の苦労を体験し、新米ママの助けになりたい!と思うようになり、助産師の資格をとりました。その後、300人の赤ちゃんの誕生に立ち会うことができました。そんな私の育児の場合をお話しします。
はじめての出産一人目の時は、母乳とミルクと混合で育てました。しかし、二人目の時は母乳だけでやってみよう!と思っていたら、、、自分の想像以上に難しかったのです。
当時の私は看護師だったため、授乳の方法は助産師に教わりましたが、上手く出来ずに苦労しました。
そして、育児疲れから病気になってしまい、母乳を断念せざるをえない状況になったという過去があります。~それでも、母乳で育てたい~ママになると母性が芽生えて、赤ちゃんに母乳を飲ませたい!って思うんですよ。
でも実際にやってみると、、、難しいと感じる方が大半です。
中にはお産よりも授乳の方が辛いという方もいます。一番最初に行う、新米ママにとっての育児とは、授乳です。その授乳が辛い、大変っ!ていう思いをもってしまうと、育児を楽しめなくなってしまいます。
それなので、しっかりおっぱいケアマッサージをやって、授乳が上手くいくようになると、育児って楽しいって思えますよ。今の私、助産師の観点からいうと、母乳が一番いいのは当然です。
しかし、私個人の意見でいうと母乳でもミルクでもどっちでもいいと思っています。母乳を少しでも飲んでくれればいいなぁ~という程度です。母乳じゃないとダメって思いは、助産師として失格?といわれるかもしれませんが、私にはありません。
確かに赤ちゃんにとって母乳は一番の栄養です。
初乳といって、母体のもつさまざまな免疫が赤ちゃんに受け継がれるのです。でも、もっと赤ちゃんにとっていいのはママの笑顔だと私は思います。
授乳の度に不安そうな顔で赤ちゃんを抱っこしていると、不安な気持ちが赤ちゃんに伝わってしまいます。
赤ちゃんはとても頭がいいので、ママの不安な気持ちを肌で感じます。
この世に生まれてきて幸せいっぱいの赤ちゃんにマイナスな気持ちを伝えてしまうくらいなら、母乳でもミルクでもどっちでもいいと私は思います。一番大切なのは、ママが楽しんで授乳をすることです。
可愛いなぁ~
と毎回思いながら抱っこして授乳することです。
人それぞれ考え方が違うようにライフスタイルも違います。
仕事に復帰することを考えて混合育児をする方、完全母乳育児をする方、それぞれの方の、色々なスタイルでいいと思います。決して授乳スタイルは人と比べないでくださいね。
ダメなんてことは絶対にないですからね。
皆さん、命がけで頑張って赤ちゃんを産んだんですよ。
皆さん100点満点の素晴らしいママなんです
~助産師になりたい!という想い~
私が助産師になろうとした理由は、育児に困っているママ達のサポートをしたいからです。中途半端な育児経験では何にも役に立たないと思い、決意して助産師になりました。30歳半ばに受験にチャレンジして合格して、助産学校時代が人生で一番勉強しました。(笑)晴れて、助産師として、病院勤務時代は、お産に立ち会うことが、崇高な使命でしたし、また、楽しかったです。
でも、新米ママの苦労を目にするたびに、やっぱり退院してからの子育てのサポートをできたらなぁ~!という考えはずっとありました。
~子育てママへのサポートをしたい!想い~
子育てしているママ達に何かできることはないかな?と考えていたところに、古来から伝わる、タイの産後ケアに出会いました。心からリラックスしていただける、セラピー法です。これを学ぼう!と決心しました。
次回は、タイの産後ケアとの出会いについてお話しますね。
ゆかりの産後タイのセラピー講座はこちらhttps://mamusupport.com/introduce/relax/
◆プロフィール
金子ゆかり
助産師。3000人の赤ちゃんをとりあげました♪
福島市にあるリラクゼーションサロンにて子供からシニア の方に施術を行っています。 産後、育児中の方の相談にも対応してい ます。
ユーファイ協会認定アドバイザー JAA アロマセラピスト
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